狐は豚に貢ぎたい

露文徒の雑記

東京外国語大学の英語について

外大の英語は試験時間は150分、配点は300点、大問6問構成で、配点の内訳は読解150点、リスニング・ライティング150点です。

 

全体として単語レベルは英検準一級レベルを覚えていれば問題く、読解では文のテーマも言語論、文化論、世界史中心のものが多いので対策はしやすいと思います。

ただ、外大を受ける人は英語に自信がある人が多いので他の人が取れるところで確実に落とさないようにするのが大切です。

 

大問1〜3は読解問題で大問1は下線部や指示語の説明問題です。

この大問1の長文が字数が読解問題の中で一番多くてだいたい1000語ぐらいなんで一番時間はかかると思います。

解答の字数は年によってバラバラですけど、簡単な年だと40字解答が多くて平均的な年は60字、80字、100字がバランス良く入ってる感じです。

この大問で大事なのは解答は必ず下線部の前後にあるということです。横国みたいに文全体を読んだり下線部から離れた箇所から解答を探す必要はありません。

この大問は読解の中でも配点が高くて捨てられないので過去問をたくさん解き、1000字を超える長文と記述の回答に慣れるべきだと思います。(特に外大を受ける人は日本語が苦手な人が多いので差をつけるチャンスです)

 

大問2は単語を必要な形に直して穴埋めする形式で、大問3は文の一部を挿入する問題です。

ここは確実に取りたいので先に大問2、大問3を解いてから大問1に移る人が多いです。

そんなに難しくないんで同じ形式の問題を繰り返せば、短時間で正答できると思います。

ここの形式の問題は、外大の過去問の他に早稲田文構・文学部、慶応商学部上智国語学の過去問でも対策できたと思います。

 

次に大問4、大問5のリスニングですけど、外大のリスニングは25分から40分で試験時間の真ん中あたり、だいたい12時ぐらいに始まったと思います。(年によって違うこともあるみたいですけど)

リスニングは難しい点が二つあって、一つは一回しか読まれないということと、もう一つにはBGMがでかくて聞き取りにくいということです。

長さとか設問は東大みたいな感じなんですけど、そのせいでかなり難易度は高いです。

特徴としてTEDやニュースなどの生の英語が使われたり、他の国の訛りの英語がわざと使われたりするので直前期にはpodcast使ってBBCとかTED聞いてる人が多いっていうのはよく聞きます。

日頃の学習で僕がオススメなのはキムタツの東大リスニングのスーパーです。

これは英文の難易度が高めで速度も速い上、後半は環境ノイズ音も入ってってうるさい中でも集中する訓練になるんでオススメです。

キムタツの東大英語リスニングSUPER (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)

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最後の大問6の英作ですけど、これの最初問題はリスニングとの融合問題なんですけどめちゃめちゃむずいです。

講義系の英文を二回聞いて200字の英文でまとめろって問題なんですけど、これがどうやったらできるようになるのかは僕にもよくわかりません。

とにかく英文を聞いて大事なところをメモする練習が必要です。

英作の二つ目の問題はその講義を踏まえて200字で意見を述べる問題なんですけど、ここは割と科学とか教育とか英検の英作で出やすいテーマで書くことになるんで同じ200字の英作文を課している英検一級の英作文の問題集を買って何周もして表現と型を身につけるといいと思います。

 

 

 

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